っぽさ、って大事です。○○っぽいっていうアレですね。
人類有史このかた4000年、人間はなにかを模倣してものを作ってる事がほとんどです。
どんな芸術家もスポーツ選手にも先生とか先輩がいて、それを真似て一人前になるんでしょう。
私も高校の頃ホムペ(すっかり死語かと思いきや、2021年現在まだ文化として生き永らえている)を始めた時は、シャイボーイというホムペ管理人に憧れたのがきっかけでサイト構成が意識されてました。
また、実況動画を始めた時はサンヘルプという実況者に憧れて彼っぽさを模倣してひとまず始めてみました。
そうやって始めてみて、なんとなく「おぉ!それっぽいぞ!」ってなってきたとき、自己満足ながらなんとも言えない高揚感ありますね。完全に形から入るタイプです。
さて、かたやこのブログ、やりたいことが先行するあまり、従来あった〇〇っぽさの意識が特にありません。なぜ敬語?よく分からない、俺たちは雰囲気でブログを書いている。
明日には黒背景に赤のゴシック体で綴られた無駄に印象の重たいホラー系サイトになってるかもしれないし、どのリンクがこのサイトのコンテンツなのか不明瞭なまとめブログになっているかもしれない。っぽさを意識しなくてもこの世はあるあるで溢れてる。
こうやって書いていると思うんです。
文体は違っても、かつて運営してたホムペと似たような雰囲気あるなと。
むせかえる平成のケータイサイトっぽさ。
年号は遷り、プラットフォームが変われど、人間しみついたものはそう変わらないんですね。
平成終盤の空気がすえる缶詰みたいな、せまい需要をこすっていこうと思うこの頃です。